こんばんは、リンタロウです。
バイオペレットについて その3です。
前までの記事はこちらからどうぞ。
バイオペレットについて その1
バイオペレットについて その2
前回では、バイオペレットの使用方法とその特徴についてご紹介しましたが
その3では その疑問を投げたいと思います。
現在国内で販売されてからまだそれほど経過してないので、今後色々なケースでの結果が現れると思いますが
すでに使用していた方や海外などの使用者からも、わずかながら色々な結果が語られています。
まずこのバイオペレット商品についてはゼオビットと大きく違い、簡単な使用方法のみが記載、紹介され
その他の情報はほとんどありません。 「こういう場合はこうしたほうがいい、こんなパターンはこう変えたほうがいい」
などといった方法論は皆無です。 それぞれ使用されたユーザーさんたちの意見が全てといってもよいです。
そしてその唯一つ決まっている使用方法は 「水量100Lにつき50mlから250mlのバイオペレットを使用し、通水させてメディアを流動させる。」
これだけです。
このいたって簡単な使用方法が、多くのユーザーに受け入れられているようですが、それでいいのでしょうか?w
そのおかげかわずかなユーザーからの結果からもやはり様々なケースが見られるようです。
箇条書きにします。
・硝酸塩が下がらない。
・リン酸塩が下がらない。
・メディアがしばらくするとよりかたまってしまう。
・リン酸塩だけがさがり硝酸塩がまったく下がらない。
・流動させなくても効果がある。
・すぐにフィルターが詰まってしまう。
などなどです。
一番気になる点は やはり、硝酸塩、リン酸塩 が下がらない といったケースです。
この対策として 使用ユーザーの方々が見出した解決策が メディアの量と通水量です。
通水量を上げる というのがもっとも効果があるようです。メディア量を増やすということも効果があると思いますが
結果 さらに通水量を上げないとメディアがうまく流動しなくなったり、フィルターが小さいと詰まってしまったり排水からメディアが流出してしまう
こともあるようで、とりあえずは通水量を増やしてみるというのが、その対策のようです。
ここからが今回の本題です。
僕はそれに大きな違和感を持ちました。
何故なら、硝酸塩を減らすにもリン酸塩を減らすにも、嫌気領域でなければならないからです。
通水量を増やすことは、それとはまったく逆になる発想です。
通水が増えればそれだけ、フィルター内は好気環境になります。
硝化反応が促進されたとしても、反硝化反応が促進されるとは考えにくいです。
しかし前回ご紹介したバイオペレットで行われる反応の特徴

これが促進されるのか? ということです。 そう考えるのが自然ですが
僕は納得できませんw
このバイオペレット表面を利用しての炭素源の利用と バクテリオフィルム形成による嫌気域
は通水させるほど起きないと思っているからです。
ゼオビットシステムを例にとって考えてみると
ゼオライト表面に形成されたバクテリオフィルムがそのイオン交換能力と脱窒反応が飽和状態になってしまうので
それをリセットさせるため=バクテリオフィルムをはがすため に毎日20回程度のポンピング またはエアレーションなどで
吹き飛ばす。
ゼオビットシステムに興味のある方はそれを理解されていると思いますが
あのでかいゼオライトメディアでさえ、20回程度のポンピングや エアレーションしたくらいでバクテリオフィルムは剥がれるんですよ。
その程度で剥がれてしまうというのに
バイオペレットのような小粒で通水させ、四六時中コロコロとメディアがこすりあわされる状況が続いているのに
上記の図のような反応が起きるのでしょうか?
僕は逆に 通水量を増やす ではなく たとえば、間欠運転させる とかなら納得したかもしれません。
それが硝酸塩、リン酸塩が思ったように下がらない場合、通水量を増やす。 というのは
より強くメディアを流動させ、こすりあわされて、バクテリオフィルムをはがすことになるし、次から次へと
新しい飼育水が流れ込むことでより好気環境になるはずです。
しかしバイオペレットへの通水量を増やした結果、硝酸塩やリン酸塩が実際に下がり始めることが
多いようです。
通水量を増やすことが栄養塩を減らす効果があるということなんです。
ではやはり上記の図の反応が通水量を増やすことで加速されたのでしょうか?
ということは僕の考えは間違っているのか!!
みなさんどう思われますか?
すでに僕は自分の考えを理由づける別の仮定を見つけました。
あくまでも仮定にすぎません。
その仮定については次回ご紹介できればと思っております。
「僕のこじつけ論」 ですので真に受けないでくださいませ^^;
次回 「バイオペレット その4 バイオペレットの正体 最終回(仮)」
をご期待ください(笑)













