バイオペレットについて その3

2010 年 9 月 24 日

こんばんは、リンタロウです。

バイオペレットについて その3です。
前までの記事はこちらからどうぞ。

バイオペレットについて その1
バイオペレットについて その2

前回では、バイオペレットの使用方法とその特徴についてご紹介しましたが
その3では その疑問を投げたいと思います。

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現在国内で販売されてからまだそれほど経過してないので、今後色々なケースでの結果が現れると思いますが
すでに使用していた方や海外などの使用者からも、わずかながら色々な結果が語られています。

まずこのバイオペレット商品についてはゼオビットと大きく違い、簡単な使用方法のみが記載、紹介され
その他の情報はほとんどありません。 「こういう場合はこうしたほうがいい、こんなパターンはこう変えたほうがいい」

などといった方法論は皆無です。 それぞれ使用されたユーザーさんたちの意見が全てといってもよいです。

そしてその唯一つ決まっている使用方法は 「水量100Lにつき50mlから250mlのバイオペレットを使用し、通水させてメディアを流動させる。」

これだけです。
このいたって簡単な使用方法が、多くのユーザーに受け入れられているようですが、それでいいのでしょうか?w

そのおかげかわずかなユーザーからの結果からもやはり様々なケースが見られるようです。
箇条書きにします。

・硝酸塩が下がらない。
・リン酸塩が下がらない。
・メディアがしばらくするとよりかたまってしまう。
・リン酸塩だけがさがり硝酸塩がまったく下がらない。
・流動させなくても効果がある。
・すぐにフィルターが詰まってしまう。

などなどです。
一番気になる点は やはり、硝酸塩、リン酸塩 が下がらない といったケースです。
この対策として 使用ユーザーの方々が見出した解決策が メディアの量と通水量です。

通水量を上げる というのがもっとも効果があるようです。メディア量を増やすということも効果があると思いますが
結果 さらに通水量を上げないとメディアがうまく流動しなくなったり、フィルターが小さいと詰まってしまったり排水からメディアが流出してしまう
こともあるようで、とりあえずは通水量を増やしてみるというのが、その対策のようです。

ここからが今回の本題です。
僕はそれに大きな違和感を持ちました。
何故なら、硝酸塩を減らすにもリン酸塩を減らすにも、嫌気領域でなければならないからです。
通水量を増やすことは、それとはまったく逆になる発想です。
通水が増えればそれだけ、フィルター内は好気環境になります。
硝化反応が促進されたとしても、反硝化反応が促進されるとは考えにくいです。
しかし前回ご紹介したバイオペレットで行われる反応の特徴

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これが促進されるのか? ということです。 そう考えるのが自然ですが
僕は納得できませんw
このバイオペレット表面を利用しての炭素源の利用と バクテリオフィルム形成による嫌気域
は通水させるほど起きないと思っているからです。

ゼオビットシステムを例にとって考えてみると
ゼオライト表面に形成されたバクテリオフィルムがそのイオン交換能力と脱窒反応が飽和状態になってしまうので
それをリセットさせるため=バクテリオフィルムをはがすため に毎日20回程度のポンピング またはエアレーションなどで
吹き飛ばす。

ゼオビットシステムに興味のある方はそれを理解されていると思いますが
あのでかいゼオライトメディアでさえ、20回程度のポンピングや エアレーションしたくらいでバクテリオフィルムは剥がれるんですよ。
その程度で剥がれてしまうというのに
バイオペレットのような小粒で通水させ、四六時中コロコロとメディアがこすりあわされる状況が続いているのに
上記の図のような反応が起きるのでしょうか?

僕は逆に 通水量を増やす ではなく たとえば、間欠運転させる とかなら納得したかもしれません。
それが硝酸塩、リン酸塩が思ったように下がらない場合、通水量を増やす。 というのは
より強くメディアを流動させ、こすりあわされて、バクテリオフィルムをはがすことになるし、次から次へと
新しい飼育水が流れ込むことでより好気環境になる
はずです。

しかしバイオペレットへの通水量を増やした結果、硝酸塩やリン酸塩が実際に下がり始めることが
多いようです。

通水量を増やすことが栄養塩を減らす効果があるということなんです。

ではやはり上記の図の反応が通水量を増やすことで加速されたのでしょうか?
ということは僕の考えは間違っているのか!!

みなさんどう思われますか?

すでに僕は自分の考えを理由づける別の仮定を見つけました。
あくまでも仮定にすぎません。
その仮定については次回ご紹介できればと思っております。
「僕のこじつけ論」 ですので真に受けないでくださいませ^^;

次回 「バイオペレット その4 バイオペレットの正体 最終回(仮)」
をご期待ください(笑)

自宅水槽、バイオペレットゴロゴロに変更

2010 年 9 月 23 日

こんばんは、リンタロウです。

前回の記事のスキマー給水ホースにコケが生えてそれが流されスキマーベケットをすぐ詰まらせるというのの対策で
ホースにテープをぐるぐる巻きにしましたが、あれから安定してスキミングしているようです。
3週間ほど、掃除もせずに普通に動いていてくれました。
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今日の本題、バイオペレットゴロゴロ計画です。
自宅水槽にバイオペレットをネットに入れてサンプに投入してから1ヶ月ちょいたちましたが、その間リン酸塩の経過を
大体一週間ごとにハンナ デジタルリン酸チェッカーにて測定し続けてきましたが、ほぼ誤差程度の変動で

0.04ppmから変化なし、なので普通にフィルターにいれてゴロゴロさせてみることにします。
しかしフィルターがないので
HSA-500オリジナルスキマーの吸気部分のマフラー&エアフィルターとして利用していたフォスバンリアクターを取り外して
使用してみることにしました。
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こんな風に活性炭を入れて使用していました。 外にスキマーを置いているので外気の取り込みに不安があったのです。
殺虫剤とかまかれたら崩壊もありえると思っていたので、こんな感じで防げないかと。
これを取り外して、バイオペレットフィルターに流用します。

そうなるとエアフィルターマフラーがなくなってしまうので、手持ちの適当なフィルターを利用することにしました。
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何かに使おうと買ってあったのですが、上部のジョイントがねじきれてしまって使い物にならなくなっていたのですが
役に立ちましたw したのスノコの穴がでかすぎて、活性炭が落っこちてしまうのでネットに入れてからセットです。
もちろん音も静かになります。

ネットに入れていたバイオペレットを取り出し、フォスバンリアクターにセット
持っていたMJ1000を通水用にセットしてみました。

dscf0544

外側に引っ掛けると、キャビの扉が閉まらなくなるので、サンプ内に設置しました。
ちょっとペレット量が多いです。参考にしないでください^^;

バイオペレットについて その2

2010 年 9 月 21 日

こんばんは、リンタロウです。

バイオペレットについての その2 です。
その1 はこちらから

嫌気域で使うことを長年推奨されてきた 生分解性プラスチックの アクアリウム用品が
今 通水性の好気条件下で使用するという 使い方が現れたものがバイオペレットです。
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この流れはZEOvitシステムのようなバクテリオプランクトンシステムの流れです。

ゼオビットシステムのようなゼオライト表面で起こるバクテリアの活動
メディア表面にバクテリアがつき、硝化を繰り返し増殖させ、バクテリオフィルムを形成させます。
硝化バクテリアにの反応によって酸素が急速に消費され フィルム内嫌気をつくりだし
脱窒を行う。同時に PAO(ポリリン酸蓄積細菌)の力によってリン除去も行う。

この反応が生分解性プラスチックを通水させた好気状態で行っても同様の効果が得られる
と、だれが言ったか製造元がうたったのかは定かではありませんが
そういう反応が同様に起こると世に発信されてから
急速にこのバイオペレットの注目度が上がった
のです。

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このように、図でみるとその反応はZEOvitシステムのゼオライト表面のバクテリア活動と同じです。
違いはイオン交換性能があるか、ないか、ということなのか。
ゼオの方が効果的にアンモニアを吸着させるので効率はよいのではないでしょうか?
また、何度も言いますが、低栄養塩化=パステルサンゴ ではありませんので
バイオペレット使用=ゼオと同様 というのは間違っていると思います。

さてそれでは具体的にどのようにバイオペレットを使用するのかご紹介します。
製品パッケージに書かれている使用量は

水量100Lにつきバイオペレット 50ml~200ml です。

これをペレット用のフィルターに入れ ポンプで水を送り込んで通水させます。
専用のフィルターとしてはLSS研究所さんから発売されているものがあります。
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Poly reacter PR20

pr30
Poly reacter PR30

これからReef Octpus からも専用のペレットフィルターの販売が予定されております。

また、工夫次第ですでに発売されている様々なメディアフィルターを流用することもできるでしょう。
通水量はゼオに比べてみるとかなりの量です。
ペレット量200ml~300ml 前後の使用で推奨されるフィルターには1500L/H 程度のポンプが勧められています。
しかしまだまだ、使用方法など模索されていますので、使用されるユーザーがそれぞれ適した通水量や使用量を選定するのが望ましいと思います。

フォスバンリアクターをメディアフィルターとして使用し、店の水槽に設置したものの動画です。
上のフィルターでは約200ml程度のペレットを使用しています。ポンプはMJ750です。
推奨されている流量の約半分程度ですが、このくらいゴロゴロと流動します。

長くなったので今回の その2は終了です。 その3も予定しております。

バイオペレットについて その1

2010 年 9 月 19 日

こんばんは、リンタロウです。

最近バイオペレットが話題ですね。
話題になるとは思っていましたが、想像以上に注目度が高く、すでにナチュラルでも多くお客様にご購入いただいています。

バイオペレットについて「何それ?」 状態の方もまだまだ多いと思いますし
単純に 「リン酸塩も硝酸塩も簡単に減らせる魔法のつぶつぶ」 だと思っている方もいると思いますので
理解している範囲でどんなものなのかご紹介したいと思います。
まぁいつものことながらきっと間違った解釈もあると思いますので、その点お許しを^^;

まず今 2010年 9/16日現在 国内で手に入れることの出来るバイオペレット商品は二つあります。
NPバイオペレットという 元祖のバイオペレットです。
もう一つは、最近正式販売を開始したLSSさんから出ているVertex プロバイオペレットです。
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輸入はされていませんが国外では様々なメーカーからこぞってこのバイオペレット製品が同じようにリリースされています。

様々なメーカーから類似品が出ていますが、僕は現状としてはどれを使っても変わらないと思っています。
今後は各メーカーで差別化を行うため変わってくるかもしれませんが、現状ではどれ使ってもきっと同じでしょう。

そもそもバイオペレットってなんだよ?
成分は 「生分解プラスチック、生分解ポリマー」 です。

簡単に言うと 生き物によって分解できるプラスチック素材です。
もっとわかりやすく言うと、 バクテリアによって分解することの出来るプラスチックです。

元々は環境にやさしい素材として作られています。原料はデンプンなどが主原料のようです。
元がデンプンなんですから分解されますよね。
不燃ゴミとして環境に影響をあたえてしまうものではなく、放置されても自然と微生物によって分解することができるということで
たとえばサバイバルゲームなどに使われるエアガンなどのBB弾や ゴミ袋、包装袋、飲料ボトル、網、などなどに使われているようです。

とてもエコですね。そのままゴミとなって自然に放置されても微生物によって分解され 水や二酸化炭素などになるだけで、有毒なものを残しません。

これを微生物によって分解されやすい形のバイオプラスチックとして出来ているのがバイオペレットというわけです。

しかしこの生分解性プラスチックは意外と昔からあります。
アクア暦の比較的長い方なら「あー!」 と思うでしょうが、それは

デニボールなどの製品です。

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あれも生分解性プラスチックです。そしてゼオビットなどのシステムで耳に新しい脱窒を促進させることのできる炭素源となります。
色も質感もそのまんまなので、見たらなんとなく同じような雰囲気が伝わると思います。

嫌気性脱窒細菌は嫌気域にて好気域では好気バクテリアと同じ働きをします。
脱窒に必要な水素を含む炭素源であり自然に解けてしまわないような生分解性プラスチックのデニボールは
脱窒を促進させるために嫌気領域に設置することが望ましいと考えられていたわけです。
もちろん望ましいです。
そのため、嫌気状態を作り出すフィルター(デニトレーター) などの中にいれてバクテリアの棲家兼栄養源 ということで
その中に使われたり。

日本ではさらにそれをもっと手軽に行う一つの手段として、砂の中に埋めるという方法が知られていました。

そもそも脱窒菌は嫌気でないと働きませんし、脱窒に必要な炭素源は(この場合生分解性プラスチック)は
嫌気領域に設置させてこそ、意味があると思われていましたが

近年その使い方について新しい試みが行われ始めました。

それがこのバイオペレットです。

従来 アクアリウムシーンでは嫌気領域でのみ使用されつづけてきたデニボールのような生分解性プラスチック製品を

好気環境で使うということです。
バイオペレットは好気環境で通水させ いままでのように止水域に近いそもそも嫌気のところに設置させません。

長くなってしまったのでまた続きは後日に。
何故今 バイオペレットなのか・・・・

オータムセール生体編!!

2010 年 9 月 17 日

こんばんは、備前谷です。

昨日は久しぶりに肌寒い一日でしたが、今日はまた暑くなりましたね。
気温差が激しいので皆さん風邪などひかないようお気をつけくださいませ。m(__)m

今週末から、連休の方も多いのではないでしょうか?
白山では、明日からお祭りが始まるようです。(^^)

15日からスタートしましたワイルドミドリイシ全品20%OFF・魚は限定されたものだけですが、かなりお安く販売してます。

本日サンゴ水槽を一つリセットする機会があり、その水槽に泳いでいましたキャンディーバスレット・クラリオンを捕獲しましたのでこの機会に大特価で販売されて頂きます。\(^o^)/

キャンディーバスレットは2匹セットでの販売となります。

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通常1匹¥178000-(2匹で¥356000-)のところを、
なんと・なんと・なんと2匹特価¥250000-で販売したいと思います。(*^^)v

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サンゴ水槽で泳がせてましたので、色も濃くレッドタイプといっても過言ではない仕上がりです。

今月末までの、オータムセールアイテムとなりますのでこの機会にぜひいかがでしょうか?

他には、クラリオンAが¥380000-・ブラックバンドSが¥120000-・アフリカンリーフバスレットが¥130000-と今までにない大特価価格となっております。
今がチャンスですよ。

週末・連休はぜひナチュラルまでお越しくださいませ。m(__)m