水槽内のpHの値が変動することは生体にとって有害なため、常にチェックすることが必要不可欠です。
このような環境において、炭酸塩と炭酸水素イオンは全体的なアルカリ度に大きな役割を持っています。
アルカリ度のもつ緩衝能力は好ましくないpHの変動を防ぐことに役立っています。
また、炭酸塩と炭酸水素イオンはサンゴや石灰藻などの生物が強固な骨組みを形成するためにも使われています。
その結果、それらのイオンをサンゴ水槽に定期的に添加することは非常に重要です。
アルカリーフ+には、水槽内のアルカリ度を適正値に保つための炭酸イオンが含まれています。
また、カルシリーフ+に含まれるカルシウムハイドロゲルは水中内に炭酸水素イオンをゆっくりと放出するため、併用するとさらに効果的です。
【アルカリーフ+の効果】
水槽内のアルカリ度を最適な値に保ちます。
1アンプルの中に1050mgの炭酸塩が含まれています。
(=炭酸塩35meq/L、炭酸カルシウム1750ppm、98d°KH)
【アルカリーフ+効果的な使用方法】
石灰化反応によってカルシウムだけでなく炭酸塩も使われるため、アルカリ度は下がってしまいます。
このことにより、カルシリーフ+を1本添加する毎にアルカリーフ+を2本添加することをお勧めします。
アンプルを合計3本添加すると、炭酸塩85meq/L、4250ppm、238d°KHを加えたことになります。
例えば、200Lの水槽に3本のアンプルを添加するとアルカリ度を0.43meq/L、炭酸カルシウムを21.3ppm、KHを1.2d°上げることができます。
微量の過剰添加は問題ありません。